おいしい野菜のひみつ

こくぼ農園の野菜は美味しいと、よく言われます。自分で言うのは少し恥ずかしい気もしますが、「3歳くらいの子供が野菜をたべるようになった。」「子供が生の人参をかじっている」などの話をよく聞き、自信をつけています。
おいしさの秘密の一つは農薬や除草剤など化学合成物を一切使わないこと。もう一つは肥料です。中でも”くず大豆”肥料に効果があると考えています。くず大豆は形が丸くなかったり、虫に一部かじられたり、割れたりしてしまった実が中心です。農園ではこの大豆をドラム缶で作った蒸し器で蒸してから使います。最初は混じっている小さな雑草の種を畑に広げたくなくて蒸していましたが、蒸すと、もともと食べられる物なので人が食べても美味しくなります。
植物は窒素・リン酸・カリウムというミネラル(塩)ばかりでなく、アミノ酸も吸収できるそうです。アミノ酸は美味しさの元の一つで大豆のうまみを作物も吸収しているのではないかと思います。写真は大豆を蒸しているところです。大変ですが大切な仕事になっています。今回は150kgほどの肥料ができました。稲や野菜の肥料として使います。