命をそだてる農家のしごと

農園について

冬の農園風景

ごあいさつ

園主 國母克行

1955年小さな農家に生まれ、子供のころから農業に親しんできました。学校卒業後はサラリーマンになりましたが、土日は兼業農家として、普通の栽培方法でしたが、定年まで親たちと米や色々な野菜を作っていました。2012年会社を退職、 本格的に農業に取り組み、 農業を通して自身や皆さんの健康改善にも貢献したいと、まずエゴマ栽培を取り入れました。かつての通勤経路にあった、民間稲作研究所とのご縁で、有機栽培に取り組みました。(→詳しくは「農園便りNo.1」ご覧ください。)それが大きなきっかけとなり、農薬・除草剤・化学肥料を使わない農業で、稲・麦・大豆・菜種・エゴマ・各種野菜など栽培しています。

目標は、
  • 子供たちを元気に、みんなを健康に
  • 地球の将来を壊さない
  • 「美味しい」をみんなに
園主 國母 克行

こくぼ農園3つのテーマ

こくぼ農園には大きなテーマが3つあります。そして、各テーマの中には、さらに3つずつ、全部で9つのこだわりがあります。

テーマ1

人・生き物・地球にやさしい
「持続可能な農業」

農薬・化学肥料・遺伝子組み換えを使わない

農薬、除草剤、化学肥料は健康被害や土壌・環境汚染につながるので使用しません。土壌を守るということは、地下水、河川、海洋、しいては生態系を守るということでもあります。
また、遺伝子を操作した種子は安全性が未確証なうえ、農薬の使用を前提に開発されているため、こくぼ農園は使用に反対しております。伝統作物をできるだけ利用し、自家採取に取り組んでいます。

自家製肥料でエコロジー&エコノミー

こくぼ農園では、くず大豆、菜種かす、もみ殻燻炭など、畑から出た有機物を利用し、自家製の堆肥・緑肥・液肥を利用しています。通常はゴミとして捨てられてしまうものを利用するので、お金もかからず環境にも優しいのです。肥料は必要なだけ、場合により無肥料で栽培し、できるだけ植物の自然な生命力にまかせます。そうして育ったたくましい野菜は、味もおいしく、人を健康にしてくれます。

雑草も害虫も敵視しない

雑草は完全に取り除いたり除草剤で枯らしたりしません。根を残したり、土で覆ったり、積極的に増えてもらうこともしばしばです。雑草が害虫の食料として作物の身代わりになり、作物に被害が及ぶのを防いでくれるからです。また、雑草は根っこが土を耕し保持してくれるため、土の飛散・崩壊・流出を防ぐ働きがあります。きれいな花も付け、ミツバチを呼び、時には人の食用にもなり、枯れれば肥料にもなる。畑にとってはむしろ大切な味方です。

テーマ2

少量多品種、みんなが元気
「生物多様性」

組み合わせで作物を元気に

植物は、組み合わせを工夫して植えると、お互いに良い影響を与えあい、病気や害虫の被害にあいにくくなったり、生育が良くなったり、風味や味がよくなったりなど、さまざまな効果を発揮します。こくぼ農園では、野菜やハーブの混植を工夫して、農薬や化学肥料を使用せずに元気な作物を育てることに成功しています。

例えば、レタスとキャベツ トマトと落花生 サトイモとショウガ・・・・

栽培順序で土を元気に

一つの畑で同じ作物を栽培し続けると、土の中の栄養バランスが崩れ、病気が起こりやすくなります。通常は一定期間畑を休ませるなどの対策をしますが、栽培順序を工夫することで、土の中の栄養バランスが取れて病気を防ぐことができ、一つの畑でも多くの野菜を安定して収穫し続けることができます。落ち葉・もみ殻など有機物を利用した肥料を適度に与えているので、こくぼ農園の土はいつも元気です。

例えば、大豆→麦→稲→野菜・・・・

 

生物多様性で生き物も元気に

自然のバランスを重視し、クモ、蛙など天敵の力を活かします。微生物、昆虫、動植物と気象・天候が織りなすハーモニー=自然の仕組みを大切に生かして、特定の農法にとらわれず、自然に負荷をかけず柔軟に取り込みます。

テーマ3

消費者のみなさんと作る
「おいしい・たのしい農園」

消費者さんと顔の見える関係を大切に

こくぼ農園は、消費者のみなさんとの顔の見える関係を大切にしています。農作物を共同購入されている方と栽培方法、価格など定期的に協議し、ほ場の確認、農作業体験など行っています。取り組みを進め参加型認証に繋げます。農作物を購入される方はどなたでも、栽培の様子を見たり聞いたりできます。毎年12月には収穫祭を開催し、消費者のみなさんとの交流を図っています。

消費者との関わり
農業体験

こどもも、おとなも、楽しく農業体験

農業を体験してみたい方向けに、耕起、種まき、苗植え、除草、収穫など農作業体験イベントを不定期開催しています。農家を目指す方だけでなく、家庭菜園や食育に興味のある方、お子さまのご参加も大歓迎です。

「おいしい」をDIY

國母家では味噌や納豆など、多くの加工品も自給しています。その中でも特にどなたでも挑戦しやすいものを中心にワークショップを行っています。

★ 稲わら納豆作り・麹作り・味噌作り・エゴマの搾油などを体験できます。

マニフェスト

gyakko

アグロエコロジーに取り組みます

アクロエコロジーとは、「agro(農業」と「egology(生態学)」を組み合わせた造語で「農業生態学」と訳されますが、環境面だけでなく、社会や文化の多様性、生産者と消費者の関係についても、自然の摂理に即したアプローチをしようという試みです。

こくぼ農園はアグロエコロジーの実践を通して持続可能な豊かさと幸せに貢献します。

参加型認証への取り組み

参加型認証に取り組みます

参加型認証とは、地域ごとに消費者・生産者が中心となって農場の調査を行い、有機農業者を認証する仕組みです。こくぼ農園では2022年12月に初めてこの消費者参加型の農場調査を実施し、認証に向けて動き始めています。

学校給食

学校給食改善に取り組みます

2019年に栃木農民連が設立した「学校給食を考える会(仮称)」の主要メンバーとして、県内の学校給食の無償化、オーガニック化、食育、地産地消の推進に協力しています。

地球と、生き物と、子供たちが
いつまでも、健康で、幸せであるように

私たちが育てています

みなさんと、顔の見える関係を
こくぼ農園スタッフ
國母克行
園主

國母 克行

1955年、農家の長男として生まれました。中学生の頃から世の中は高度経済成長期と呼ばれる時代。電気工学を学んで電気技術者になりました。農業は兼業として従事してきましたが、定年を機に有機農業に取り組んでいます。

農園のお母さん

國母 幸子

2015年から農業に従事、主に野菜などを担当しています。美味しいものだーい好き、作物の持つ生命力と人の手で、農薬なしでも美味しく安心して食べられる物を与えてくれる天と地に感謝の日々。全てを無駄なく。

國母弓恵
マネージャー

國母 弓恵

作物育て&子育て&自分育て、まだまだ手探り奮闘中。
安心安全な作物の作れる、素敵な農業母さんを目指して頑張ってます。

こくぼ農園のネットワーク

園主が役員を務める団体です
民間稲作研究所ロゴ

済ましすぎそれもけちにこわいないて今夜の光輝の楽長どもに落ち第一かっこうたちのかっこが曲げてやろましだ。

農民連ロゴ

済ましすぎそれもけちにこわいないて今夜の光輝の楽長どもに落ち第一かっこうたちのかっこが曲げてやろましだ。

学校給食を考える会

済ましすぎそれもけちにこわいないて今夜の光輝の楽長どもに落ち第一かっこうたちのかっこが曲げてやろましだ。

OKシードプロジェクト

済ましすぎそれもけちにこわいないて今夜の光輝の楽長どもに落ち第一かっこうたちのかっこが曲げてやろましだ。